おはようございます! はるこです。
今朝も帝王学からの一言をお伝えします。
帝王学は2500年前もの前からも伝えられている東洋哲理体系の学問です。
古代より日本においても国の権力者やリーダーが学ぶ学問として用いられてきています。
現代においては、日常生活や会社での様々な問題を解決する指針として活用されています。
今も、多くのリーダー・成功者はこの哲理を実践しているのです。
本日の帝王学の一言は
批判をチャンスと捉える
です。
このことにつきましては
悪いことを指摘された時や、自分の耳に痛い事を言われた時が、自分を変える大きなチャンスである。
ある一定の経験を積むと、人から批判されることが少なくなっていく。批判をいただいたら「ありがたい。」と受け取るべきだ。とおっしゃっています。
本日の一言は「批判」となっておりますが、ご指摘、注意、お叱り・・・などの類のもの全般を表していると捉えていただけるとよいかと思います。
単なる悪口、謂れのない非難とは異なります。
子供の頃は親、先生などいろいろな人から悪いことをして叱られたことがあったと思います。
大人になるにつれ、悪いところがあったとしても改善した方がよいところがあってもそのことを指摘してくれる人は減っていきます。
ましてや、社会的地位が上がるとなおさらです。
その人に良くなってほしいと思って指摘するにしても、言われた方を傷つけることになるかもしれないですし、言うことで逆ギレされたり恨まれたり、そのことがきっかけで嫌がらせをされたり・・・なんてこともあり得ます(残念ながらありますよね。特に仕事関係の人だったりすると)。
そんなリスクがありながらも、あなたのためを思って伝えてくれている。そのこと自体がとてもありがたいことです!
それだけあなたに愛があるということです。
そして
あなたにとって批判に聞こえてしまうことは、あなたが気づいていない無意識に行っている「うわぁ・・・もったいない・・・」と人から思われていることだったり、「もっとこうしたら、より素敵に見えるのに」という、あなたに現状からより素敵になるヒントだったりするのです。
全く考えたことがないことを言われるかもしれません。
逆に、以前からうすうす気づいていたけど避けていた・気づかないふりをしていたことをズバッと指摘されるかもしれません。
言われると、言われた瞬間は凹んだり、場合によっては腹が立ったりするかもしれません。
だって人間だもの(みつをみたいですみません(;^ω^))
でも、自分以外の他者からはそう見えている、そういう印象を与えてしまっているということは、しっかりと受け止めなければいけないと思います。
え?でもそんなの、その人の個人的な価値観だったり好みだったりするんじゃないの???
どこまで屁理屈を言うんだ!
そういう場合もあるかもしれません。
ですので、私の場合ですが
同じことを、つながりのない3人以上の人に言われたら、それは絶対に改善すべきこと
と捉えています。
せっかくの貴重なご意見を「批判」と捉えて無視するのか
それとも
ありがたいフィードバックとして今後に活かすのか

それはあなた次第です。
インナーチャイルドカードには裸の王様のカードがあります。
裸の王様のお話を覚えていらっしゃいますでしょうか。
ペテン師の洋服屋に「愚か者には見えない、素晴らしい服がある」と騙されて裸で街の中を歩いてしまった王様のお話。
裸で歩いている王様に、子供だけが「王様は裸だ」と言いました。
王様が裸で街を歩くことになるもっと前の段階で「そんな洋服はない」と、言いだすチャンスのあった人は何人もいました。
「自分が愚か者に思われたくない」という想いもあったとはいえ、王様に忖度して言えなかったというのもあります。
王様という偉い人ではないとしても、違うことを指摘することで嫌な顔をしたり逆に文句を言ったりということを繰り返していくと、人はその人にとって心地のいい言葉しか言わなくなり、本当のことを教えてくれなくなっていきます。
そうなると、その人の社会的地位に関係なくあなたは裸の王様になっていってしまいます。
自信の愚かさに気づかず、周りの人にも教えてもらえず陰でひそひそと馬鹿にされたり非難されたり。
そうなると、私たちは成長することができません。引いては本当の豊かさからも幸せからも遠ざかっていってしまいます。
間違いを指摘してもらえることのありがたさを大切にしましょう。