おはようございます。 はるこです。
本日も帝王学からの一言をお伝えします。
帝王学は2500年前もの前からも伝えられている東洋哲理体系の学問です。
古代より日本においても国の権力者やリーダーが学ぶ学問として用いられてきています。
現代においては、日常生活や会社での様々な問題を解決する指針として活用されています
今も、多くのリーダー・成功者はこの哲理を実践しているのです。
本日の帝王学の一言は

帝王は魅力的であれ
です。
このことにつきましては
帝王とは、自分で何でもできる人のことではない。自分よりも能力のある人を動かすことができる人が帝王として君臨できる。まずは自分を磨くこと。圧倒的な魅力でどんな存在をも惚れさせろ。相手を魅了して、この人のために動きたい!と思わせるのだ。
とおっしゃっています。
陰陽五行論の宿命を読み解く技法のひとつに数理法というものがあります。
この法はその方が持ってい生まれたエネルギー値を見て行くもので、数値が高いほどその方のもって生まれたエネルギーが高いということになります。
ご自身のエネルギー値を知りたい方はぜひライフデザインセッションをお申込みいただきたいのですが、平均値で言いますと200点となります。女性(陰陽五行論で言うと家庭に入る人)はもう少し低く150〜200点くらいと言われています。
中には300点越えの方もいらっしゃいます。
私の知人にも何人もいらっしゃるのですが本当にバイタリティ溢れていて、全国を飛び回ったり、徹夜が続いても元気はつらつ。普通の人ならダウンしそうな活動量であっても彼らはピンピンしています。
一方、150未満の人たちは、パワーゲームでは勝ち目がありません。
人間関係でも点数の高い人の意見の方が通りやすいと言われています。
では、リーダー、帝王としてふさわしいのはエネルギー値の高い人なのでしょうか。

陰陽五行論ではそうは言っていません。
むしろ150点未満のゾーンの人こそが「帝王としての器を持つ」と言われています。
もちろん、そのゾーンにいればいいわけではありません。ご本人が自分を磨く必要はあります。
では。なぜそう言われるのか。
エネルギー値の低い人は、自分ひとりだけではことを動かすことが難しい。声を上げてもエネルギー値の高い人の声の方が通りやすいからです。
ではどしたらいいのか。
多くの人の手助けを得るのです。
そのために、謙虚に自らの魅力を磨いていくのです。
謙虚に人の手を借りて、自らの意思を通していくのです。
そのためには、多くの人が
「あなたには協力をしたい」と思わせる魅力が必要なのです。
どんなにバイタリティがあったとしても100人分の仕事をこなすことは不可能です。
自分の力は小さくても、協力してくれる人が100人現れれば100人力となります。
そのことを実践しやすいのがエネルギー値の低い人たちなのです。
自分に力がなくても人を魅了する魅力があれば帝王になれる。
これを実践しているのが「三国志」に登場する蜀の王となる劉備ではないでしょうか。
彼は漢王朝の血を引くものではありますが、当時の高低にはたくさんの妾もいて子供も何十人といます。「皇帝の血を引く」といってもそれほどのプライオリティではありません。
「三国志」のお話をご存知な方はお分かりと思いますが、劉備は特に武芸に秀でているわけでもなく、知性にあふれるわけでもありません(結構ひどいことを言ってますw)。それでも、関羽や諸葛亮孔明など彼を慕い彼のために命を懸けて闘っています。
彼の人間的な魅力が人を惹きつけ、やがて一国一城の主として立つことができたのです。
もし、劉備が武芸に秀で、自らの智慧ですべてを解決できる人であったら蜀の王にはなれなかったでしょう。
帝王に必要なのは人を惹きつける魅力、人を巻き込む力なのです。