はるこです。
はるこの趣味の一つが観劇なのですが、先日大好きな劇作家さんのプロデュース公演を見てきました^^
作・演出の新作で楽しみにしていたのですが、偶然にも見に行く直前に劇作家さんと主演女優さんの対談を聞くことができました。
主演の女優さんは、30歳くらい?舞台を中心に活躍されていますがTVでも結構おなじみの方。10代のころから大きな舞台で活躍している実力派の女優さんです。
今回の舞台でもとても重要な役どころとなっていました。
「もう、大変なんですから〜〜!!他の方のところでも、いっつも苦しんでますから!!」と女優さんは半分冗談のようなノリで劇作家さんに訴えていましたが、
「やっぱね〜背負わせたくなるんだよ」
と、しみじみとおっしゃっていました。
他のカンパニーでも重要な、難しい役どころを演じることが多い彼女。
劇作家さんや演出家さんたちは、
彼女ならできる
と思うからこそ、難しい大変な役を彼女に割り振ってしまのでしょうね(;'∀')
そして、試行錯誤を重ね、苦しんで苦しんで、それでも形にできると信じているからこそ任せられる。
これって、われわれの日常の中にもあることではないでしょうか?
期待しているからこそ、成長してほしいと思うからこそ、あえて負荷をかけて難題を与えて成長を促す。
筋肉を鍛えるのに負荷をかけて「んぉ〜〜〜!!!」とトレーニングをするのと似ています。
無理難題を、向き合ってどう対処していくか。「できない」と投げ出してしまうのではなく「できる方法」を模索する。
試行錯誤を繰り返し、知恵も体力も使って挑んでいく。
簡単にうまくいかないことがほとんどですが、頭をフル回転していろんな角度から考えて試してみて、時には人の手も借りながら形にしていく。これって・・・すごく大変(;・∀・)
成長するには困難を乗り越える気力・体力・知力・情報力・コミュニケーション力が必要。
成長するための困難は「乗り越えられるだろう」と見込まれる人のところにしかやってこない。
なので困難は「見込まれた証」、勲章なのです。
・・・と、ここまで書いて「これって、パワハラとどこが違うんだろうか?」と、自ら疑問がわきました(;'∀')
社畜童話なるサイトでも面白おかしく書かれていましたが、実際にはシャレにならない現実がたくさん描かれております。
その中で、助けを求めても「無理と思うから無理なんだ」「頭を使うんだ」と、追い込まれていく様子が描かれているところがありました。
成長と期待を込めて与えられる無理難題も
そんな思いのないパワハラも
どちらにも一見共通するようなところがあるよな・・・
実はここでしばらく止まってしまいました(;^ω^)
でも・・・両者は絶対に違う!
考えて出した両者の違いは信頼と支援の有無でした。
もちろん、自分自身で乗り越えていかなければ実力はついて行かない面はあります。
だからと言って、どうやっても一人ではできないことを割り振るのは成長を望んでのことではありません。
物理的に、また知識・情報的に明らかに不足している面があるときに手助けをしてくれる人、体制ができているか
また、そんなときに「いざとなった時に支えてくれる」という信頼感を持てているか。
この二つがパワハラと、成長のための困難との違いなのではないかと思います。
冒頭の舞台のケースでしたら
彼女が与えられた役柄を乗り越えていく中で、けいこに付き合ってくれる人がいない、いろいろ試行錯誤するために必要なアイテムを与えてもらえない・・・という状況が継続してあるのであれば、それはパワハラの可能性はあります。
「じゃ、相手役をやろうか」と申し出てくれたり、飲みながら悩んでる話を聞いてくれたりする人がいるのであれば与えられた無理難題は、成長のために与えられた試練なのではないのかな、と思います。
褒めて育てる。
確かにこれも必要。
でも、心の成長も含めて考えると負荷がかかった時にどう乗り越えるか。実際に乗り越える経験ほど自信や自己肯定感を養ってくれることはありません。
そうすると、あなたのもつ「魅力」もどんどん研ぎ澄まされて、輝きが増していきますよ。
La rosa azul
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