おはようございます。 はるこです。
今朝も帝王学からの一言をお伝えします。
帝王学は2500年前もの前からも伝えられている東洋哲理体系の学問です。
古代より日本においても国の権力者やリーダーが学ぶ学問として用いられてきています。
現代においては、日常生活や会社での様々な問題を解決する指針として活用されています
今も、多くのリーダー・成功者はこの哲理を実践しているのです。
本日の帝王学の一言は

練習期間は貴重である
です。
このことにつきましては
不器用さは練習をするための特権である。手間や時間をかけ、苦労して身につけた才能は、すぐに枯れることがない。
才能を開花させるためには練習が必要だ。開花してからは、練習することができない。開花するまでの期間が貴重なのだ。とおっしゃっています。
天才とは才能が溢れている人ではなく、努力し続けられる人のことを言う
という言葉があります。
継続できること。それ自体が天才の諸行ということです。
器用で何でもそつなく越せる人であったり、何か得意なことというのはちょっとやってみると簡単にできてしまいます。
それは一見うらやましいことです。
ただ・・・簡単にできてしまうので、それ以上深く追求することをしない人が多いのです。
「器用貧乏」という言葉もある通り、何かを極めるというところにまで至ることが難しくなりがちです。
不器用な人、やろうとしていることが苦手で不得手な人は、そのことを何とかして習得しようと何度もトライし練習し努力します。
一度や二度では習得できないので何度も何度も反復練習をします。
この反復練習こそが重要なのです。
もう何年も前に読んだ記事なのですが・・・
それはフィギュアスケートの本だ真凜ちゃんについて書かれた記事でした。
その記事によると、真凜ちゃんは天才型でとても器用な選手だったそうです。
そのため、他の選手と比べるとジャンプやステップ、スケーティングなど人より早く習得し上達するんだそうです。
詳しい実績についてはここでは触れませんが、ジュニア時代から注目を集めた選手でしたが、シニアに上がり本格的に世界と戦うようになってからは今一つ成績が伸び切れず、目標と敷いていた平昌オリンピックでも代表の座を勝ち取ることができず、スランプに陥っていきました。
記事によりますと、そのスランプの原因が「天才型で器用にこなせるために、練習を怠り力が付ききらないから」ということでした。
(真偽はわかりません。あくまで読んだ記事の見解です)
フィギュアスケートファンじゃなくても、日本のフィギュアスケートは世界的にもトップクラスの実力を持った選手がたくさんいます。
この頃は「世界大会で表彰台に上がるより全日本選手権で表彰台に上がる方が難しい」と言われることもあった時期です。
才能あふれる選手たちがしのぎを削っている状況です。才能だけでは勝ち抜けません。どんなプレッシャーにも負けない精神力も必要です。
それは浅田真央ちゃんしかり、羽生結弦くんしかり。
才能をさらに研ぎ澄ましていくからこそ、厳しいトレーニング、練習をこなしていくからこそ身体能力、技とともに精神も鍛えられていくのです。
現在の彼女の状況にいついてはわからないのでここではこれ以上触れませんが、彼女が目標としているオリンピックに出場するにはたくさん練習を重ね自らを磨いていくしかないでしょう。ライバルとなる他の選手も厳しい練習を重ねていくと思いますので、その努力は一般人の想像をはるかに超えるものとなっていくのではないでしょうか。
鉄は火で溶かされ、鍛えられて頑丈は鋼となっていきます。
日本刀の刀鍛冶は何度も何度も鉄を熱し、叩き鍛えていきます。
人の才能は鉄と同じです。
厳しい環境に置き、鍛えられることで研ぎ澄まされ素晴らしい鋼となっていきます。
才能あふれる人は純度の高い鉄のようなものです。ですが鍛えられないでそのままでいると自分自身より純度の低い鉄(才能の劣る人)が鍛えられてできる鋼に劣ります。
日本刀を例にすると、鋼として鍛えられているときが練習期間です。刀として完成してしまったあとでは鍛えることはできません。
鍛えるべき(練習すべき)ときにしっかりと鍛えることが大切なのです。