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帝王学の教え・180〜諸行無常の理を知る

2021/02/05

おはようございます。 はるこです。

本日も帝王学からの一言をお伝えします。

 

帝王学は2500年前もの前からも伝えられている東洋哲理体系の学問です。

古代より日本においても国の権力者やリーダーが学ぶ学問として用いられてきています。

現代においては、日常生活や会社での様々な問題を解決する指針として活用されています

今も、多くのリーダー・成功者はこの哲理を実践しているのです。

 

本日の一言は

諸行無常の理を知る

です。

 

このことにつきましては

今の幸せが明日も明後日もずっと続いてほしいと願うから苦悩するのだ。明日はどうなるかわからない。明日は人生最悪の日になる可能性もある。変化し続ける現実に恒常性を願うのは、無知によるものだ。言葉の与え方からくる煩悩に起因している。諸行無常の理を知ることだ。

とおっしゃっています。

 

諸行無常−この世の万物は常に変化して、ほんのしばらくもとどまるものはないこと。

人生の無常をいう仏教の根本的な考え(三省堂:新明解四字熟語辞典より)−


「諸行無常」という言葉自体はお聞きになったことがあるのではないでしょうか。
確か中学の国語の時間に習った「平家物語」の一説に

祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり

とありましたよね?(今もそう?)

私たちは良くも悪くも変化が嫌いです。

幸せな日常がこれからも続いてほしい。そう願うのはごく普通ですが、

不満がある状況でその状況を改善するためであっても変化には抵抗をする人が多いのです。

それほど人は変化にストレスを感じ、避けようとするのです。

 

この日常が変わらず続くー果たして本当にそうでしょうか。

今、私たちの生活は大きく変化しました。1年前の今頃には想像できたでしょうか。

昨年の今頃は新生活に胸膨らませ、花見をどうしようかと桜が咲くのを楽しみにし、これまでと変わらない生活が続くことに疑いを持っていなかったはずです。

 

私たちはとてもわかりやすく諸行無常を体験しているのです。

 

万物は常に変化しているのであれば、いいことばかりではなく悪いことも続きません。

たとえいまどん底にいたとしても、そこから抜け出す変化もまた訪れるのです。

 

未来は予測がつかない。だからこそ生きがいがあるのです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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